男尊女卑あるある!お寺の場合って?寺嫁がモヤッとしたことは?

男尊女卑あるある!お寺の場合って?寺嫁がモヤッとしたことは? 寺嫁

こんにちは!お寺ジェンヌです!

先日、「男尊女卑依存社会」というタイトルの本を目にして
「確かに!」と思いました。
(スミマセン!本は読んではいません!)
日本は男尊女卑を前提とした社会構造で
知らないうちに女性差別を刷り込まれているのかもって思いました。

女性のみなさん
普段の生活の中で「コレって男尊女卑(だんそんじょひ)だ!」って
思ったことありませんか?

お寺ジェンヌは昭和世代なので、
子どもの頃から何かと「女は損!」と感じていました。

そして寺嫁になってからは
お寺は歴史が長いだけにモヤッとすることも多い気がします。

そこで今日は、「男尊女卑あるある」
女性差別についてお寺の場合を書いてみたいと思います。

普段感じる男尊女卑

普段、生活していると男尊女卑を感じることが多々あります。
幾つかあげてみます。

子どもの頃に感じたこと

私は農家の生まれで、弟がいます。
まだ、長男が家を継ぐことが当たり前という風潮の中で育ちました。
両親が仕事で忙しかったので
祖父母が面倒を見てくれたのですが、
何かと弟優先だったことを覚えています。

子どもの頃から家事の手伝いは女の子の役目
ご飯のメニューも弟の希望が優先でした。

祖母に文句をいうと
「男の『こ』の字は小判の『こ』」といわれ
男の子が大事なんだと言われました。

また、中学校ころ生徒会の仕事をしていましたが
この年代にありがちの男子はふざけて仕事が進まないので
女子が頑張って仕事をしていると
生徒会担当の先生に「男を立てろ!」と言われました。

子どもの頃はこんなふうに悔しい思いをしたことが度々あり
男に負けたくないと思っていました。

家事は女性の仕事

家事、育児、介護は女性の担当
男性は仕事で生活費を調達してくる担当
という棲み分けが長く日本にはあります。
お金を調達してくる男性が偉い
女性は養ってもらうのだから男性に尽くすという状況になります。

また、私たちの親世代の女性もその男性を補佐してお寺の仕事をし
家庭のことを切り盛りしていたので、
男性が家庭のことをすることは、
女性の恥と思っている方もいらっしゃいます。

男女ともに無意識に男性が上、女性が下」と
すり込まれているように思いました。

お寺の中で感じる男尊女卑

お寺の中で私が感じる女性差別について書いてみます。

お寺を守るのは女性

一般のご家庭でも、家庭を守るのは女性の仕事とされていますが
お寺の場合は更にお寺を守らなければいけないので
「仕事に出てはいけない」とか、「お寺を空けてはいけない」と
いわれることもあるようです。
お寺によって条件が違うので全て同じ訳ではありませんが
留守番は女性の仕事のようなっていることが多いです。

だから時間をやりくりして夕食の買い物、
子どものお迎えなど済ませるのですが、
「ちょっとお寺を空けたときに限って、お客さまがいらっしゃるのよ!」って
寺嫁さんの会話に出てくることがあります。
実は私も経験があります。
そして、「いつも留守だね!」といわれて辛くなったことがあります。

男の子を待望される

寺嫁となるということは、跡継ぎを生むことを求められます。
本来、子どもは男の子でも女の子でも
生まれたら同様におめでたいことなのです。

しかし、1人目で女の子が生まれると、ご門徒さんから
「次は男の子を産まないとね!」とか
「私にお経を読んでくれる人を生んでください!」と
言われた経験のある寺嫁さんが沢山います。

現在、浄土真宗本願寺派は男女ともに僧侶になれますし、
男女ともに住職の資格を取ることもできます。
だから、男の子が生まれても、女の子が生まれても
跡継ぎにはなれるのです。(本人の意思は別として)

しかし、女の子が生まれると寺院内でも
ご門徒さんからもがっかりされてしまう場合が多いようです。

私には男の子がいないのですが
40歳を過ぎても「次は男の子を!」と
言われた経験があります。

仮に男の子が生まれたとしても、
寺を継いでくれるとは限らないのですが、
そこはスルーされます。
男の子が生まれれは安泰という雰囲気になります。
そのため男の子を産めなかった私は
モヤッとしたことが何度もあります。

後継者は男性の役目?

男の子がいない場合、女性も後継者になれます。

最近は女性の住職(じゅうしょく:お寺の責任者)もいらっしゃいまが、
その割合は少ないです。

例えば、そのお寺さんの子どもが女の子だった場合、
その女の子が僧侶の資格と住職になる資格(教師資格)を取れば
住職を継承することができます。
でも、多くの場合、
「将来は娘さんがお婿さんを迎えて、お婿さんが後を継ぐんですね!」と
言われます。
女性にもお寺を継ぐ意志さえあれば、資格を取って継ぐことができるのに
女性が後継者に名乗りを上げても、周りが難色を示すことがあります。

長男がいてもお寺を継ぐ気がなく、
その姉(または妹)が真剣に考えて後継者になりたいといっても
ご門徒さんの説得に時間がかかったなど、聞くことがあります。
これも昔からの「後継者は長男」とういう刷り込みのためだと思います。

月参りに女性僧侶が伺うと、嫌な顔をされる

月参りとは、お亡くなりになった方の月命日に
お仏壇にお経を上げさせていただくことです。
その月参りに女性僧侶が伺うと、嫌な顔をされる方がいらっしゃるそうです。

私は経験がないのですが、
知り合いの坊守(ぼうもり:住職の配偶者)のお話です。

僧侶の資格を持っている方で、
日常的に月参りにも出ていらっしゃる方なのですが
月参りに伺った時に、「今日はご住職じゃないんですね!」と
あからさまに嫌な顔をされたそうです。
普段はご住職が伺っているお宅なのですが、
たまたまご住職の都合が悪く、
坊守さんが伺ったときのことだそうです。

住職と坊守であげるお経が変わる訳ではないのですが、
下の人が来たと思われたようだと仰っていました。

坊守さんは気分が悪かったので、
ご住職が伺っているお宅に、行かなければいけないときは
あらかじめ坊守さんが伺ってもよいか
確認してもらうことにしたそうです。
自分が嫌な思いをしたくないので
あらかじめ予防線を張ったのです。

このお話を聞いて、私もやはり嫌な気分になりました。

女性の敵は女性ということも!

男尊女卑を受けている女性が
同じ女性の足を引っ張ることがあります。

これはお寺に限ったことではなく、多くの女性が体験していることだと思います。

子どもを保育園に預けて仕事に出たいというと
母や義母に「まだ小さいのに、子どもがかわいそう!」と
いわれることがあります。
子どもを預けることに罪悪感があると、
預けることをためらってしまいますよね!

また、親の介護がはじまり、施設に預けたいと
友人に相談すると
「私は自分で見てるよ!」といわれてしまい
しばらく様子を見ることにしたなど聞いたことがあります。

どちらの場合も
「私が頑張ったのだから、あなたも頑張りなさい!」と
言葉が続くように思います。

同じ女性だから共感してもらえると思うと
そうではないことがあります。
私は、これも無意識にすり込まれたことなんだろうと思います。

いかがでしたか?
男尊女卑は無意識にすり込まれていて
男尊女卑を前提に社会が構成されているように
私は思ってしまいます。
だから会社の役員や議員に女性が少ないのだと思います。
また、女性もロールモデル外ないので
役員や議員になる想像ができないということもあると思います。
女性住職が少ないことも同じでしょう。
社会全体で良いようへ向かうようにしなければいけないことだと思います。

今後は、仏教の中の男尊女卑についても記事を書きたいと思います。

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南無阿弥陀仏

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